<速報>

2days SoftBikeTrial 2008
(08.10.11-12)


富山を代表する一級河川である常願寺川.標高差約3000mの高さからわずか56kmの距離で富山湾へ流れ込む急流は,川が常に氾濫しないよう願う心を表す意味が,その名前にこめられています.今年で13回目となる2days SoftBikeTrial 2008は,この常願寺川がメインテーマ.初日のテーマは「海」,そして二日目のテーマは「山」.このふたつのテーマを常願寺川が繋いでいます.

岐阜の師匠が体調不良のため欠場する中,2年ぶりの登場となった平野選手,輪行袋に愛車を詰めて登場した井戸選手,そしてお馴染みのドンマイから,佐伯選手,小見山選手が参加し,それをソフトバイクトライアルの若狭選手,松村選手が迎え撃つ形で初日ステージが開催されました.

岩瀬浜から常願寺川河口の水橋地区まで約6kmの海岸線は,プレジャーボート係留地,ロシア船の船着場,海水浴場,釣り場,キャンプ場など様々に様相を変化させます.自然と人工のツートラとしては少々本格的なセクションで,若狭選手,井戸選手のライディングが光ります.また16インチの205で想像を越える走りの平野選手が皆を沸かせました.

富山湾の素晴らしい夕焼けを眺めながら往復12kmを無事走り終え,お決まりの宿,一本杉へと移動します.宴会では,バイクトライアルのローカルなネタから世界の話まで,捉えどころのない楽しい話が延々と続きました.まだまだお楽しみは続き,迎えたカラオケタイム.ここで幅の広いレパートリーを披露してくれた小見山選手,平野選手でしたが,若狭選手がその上を行くレパートリーの広さと究極の一人デュエットを披露してくれました.

そして最高の天候で迎えた二日目ステージ.昨日の参加者に加えて,富山,石川,福井からも参加していただき,東海北陸地区の大会にふさわしい面々が集まりました.会場となった常願寺川水辺の楽校は,ソフトバイクトライアルでは初めての場所であり,人口と自然の三次元的な地形を生かした5セクションが準備されました.

ソフト・ミディアムクラスは,こぎと的確なライン取りを求めるセクションを主体として設定し,バイクトライアルのテクニックのないライダーでも楽しめるよう設計されています.ここで教科書のようなテクニックを披露してくれたのが中村選手.しかし2日目ステージのトップとなるものの,2日間の総合ポイントで勝った松村選手がソフトミディアムクラスの総合優勝を飾りました.

チャレンジクラスは,初日最後のセクションで体力切れから痛恨の5点となった井戸選手が,トップの若狭選手を巻き返すかどうかがポイント.しかし前日の二日酔いから回復できずに前半苦しみました.また沼田選手とのデッドヒートを繰り広げた平野選手は,最後のトライとなった激ムズの2セクを執念でクリーンし,最高の達成感を味わいました.そして最後まで元気が途切れなかった若狭選手が,初日,カラオケ,二日目と完全制覇で総合優勝に輝きました.

13回も続けた2days SoftBikeTrialなので,そろそろ止め時かななどと思うこともありますが,今回も,素晴らしい場所,素晴らしい天気,素晴らしい仲間,そして素晴らしいチャレンジに恵まれて,最高の2日間を過ごすことができました.本当にありがとうございまいした.今回皆様方からいただいたパワーを源に来年も開催したいと思いますので,ぜひ2days SoftBikeTrialをよろしくお願いします.

※レポート通常版は,別途UPします,お楽しみに.

2008/10/13 Directed by QK


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