ソフトバイクトライアル2009
インドア大会 特別ルール(加点方式)


コースを示すテープの代わりに,通過すべきポイントを赤(右),青(左)マーカーで表すのが,ソフトバイクトライアルの基本ルールです.インドア大会は2クラス(ソフトミディアムクラス,ソフトチャレンジクラス)なので,ソフトチャレンジクラスを示す黄色補助マーカーが追加されます.下の例では,ソフトミディアムクラスの走行ラインを緑線,ソフトチャレンジクラスの走行ラインをオレンジ線で示しています.(ここまでは,これまでのルールどおり.)
減点方式ならば,INからOUTまでの足着きの回数をカウントし,これを減点として採点しますが,加点方式の採点は以下のようになります.
・まず採点区間を示すエリアマーカー(緑色)を補助マーカーとして3個設置します.この補助マーカーにより,セクションはA,B,C,Dの4つのエリアに分けられます.ライダーはそれぞれの区間をクリーンで抜けることができたら,それぞれ1点を得ることができます.
・それぞれの区間では,通常ルールで一発5点(両足着きや転倒など)にならなければ,引き続き次の区間を走行することができます.片足着きならば,何度足をついてもOKです.
・また,例えばA区間の最後で片足を着き,その状態でB区間に進入した場合は,両区間で点数を得ることはできません.
・すべての区間で一度も足着きがない場合(オールクリーン),4点ではなく5点を獲得することができます.
・同点の場合は,5点→1点の多いほうが勝ちとなります.

加点方式の特徴は,「足を着いてでもアウトする」という減点方式ルールに対して,「足を着かないでアウトする」ことを基本コンセプトとしていることです.積極的にチャレンジし,成功したトライを評価する方式は,ライダーに常にクリーンライディングを求めます.
また副次的な効果として,初中級のライダーにとって自己のテクニックよりもレベルの高いセクションであっても,途中で失格することなく,最後まで挑戦するチャンスを与えてくれます.もちろんいずれかの区間をクリーンできれば,点数を獲得することができます.
正統派のバイクトライアルのルールが悪いわけではなく,冬期間の新しいバイクトライアルの楽しみ方を創出する可能性を求めて,実験的に上記加点方式のルールをソフトバイクトライアルインドア2009シリーズで特別採用します.


2008/12/16 Directed by QK.


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