ソフトバイクトライアルの課題(後編)
ソフトバイクトライアルコーディネーター制の導入


ソフトバイクトライアル2008のさらなる活性化と安全確保のために,ソフトバイクトライアルコーディネーター制度を導入します.ライディングテクニックがなくても,ソフトバイクトライアルに対する興味とやる気さえあれば,誰にでもなれるソフトバイクトライアルコーディネーター.ひとりでも多くの方々に登録していただき,これまで以上にソフトバイクトライアルを盛り上げていただきたいと思います.
1.コーディネータ制の概要
2007年度よりソフトバイクトライアルは小グループ編成によるトライを行っていますが,このグループに1人,ソフトバイクトライアルコーディネーターを配置します.ソフトバイクトライアルコーディネーターはオブザーバーではありませんが,微妙な判定での最終ジャッジやルール説明,バイクトライアルテクニックの紹介など,ソフトバイクトライアルを全選手に楽しんでもらうために活動します.もちろん他の選手と同様に競技者としてのトライもできます.
2.コーディネーターの役割

2.1 ルールの理解と指導
ソフトバイクトライアルのオリジナルルールはもちろんのこと,バイクトライアルのルールを理解して,大会中の微妙なライディングに対して,最終判定を行い,競技としての公平性を維持します.
2.2 テクニックの紹介
競技中に披露されるバイクトライアルの様々なテクニックを特に初心者の方々に説明します.ソフトバイクトライアルコーディネーター自らがそのテクニックを披露できることは求めません.まずテクニックの名前とその目的が説明できることを求めます.最低説明できる必要のあるテクニックは,以下のとおり.
スタンディング,ホッピング,オットピ,モナテリ,フェデリック,ダニエル,ジャックナイフ,ジャックナイフターン,バニーホップ,マイケル,リベラ,コキコキ,パラレル,ダニパラ,ウィリー,ウィリージャンプ,クルポン,チェリー
2.3 トライアルバイクの車検
競技車両の安全を確保するために,簡単に車検を行うスキルを求めます.これはパンク修理やスポークのテンション調整といった修理技術ではなく,バイクトライアル走行にとって危険な部位がないかを検査する技術です.検査する箇所は以下のとおり.
1)ホイールのがた,振れ
2)ヘッドセットのがた
3)BB,クランク,ペダルのがた
4)ハンドルバー,ブレーキレバーのがた
5)ブレーキの効き
6)危険な突起物の有無
3.資格取得方法
ソフトバイクトライアルコーディネーターは,まずソフトバイクトライアルメンバーシップ(年会費6000円:旧競技会員制度)に登録していただきます.その上で,ソフトバイクトライアル大会や公式練習会終了後に簡単なソフトバイクトライアルコーディネーターの認定試験を実施し,認定します.またソフトバイクトライアルコーディネーター資格に必要なスキルを習得するための説明会は都度実施しますので,適宜参加下さい.
4.特典
ソフトバイクトライアルコーディネーターの方には,ソフトバイクトライアルメンバーシップオリジナルのウィンドブレーカーを無償進呈します.2008年度から採用する四宮実行委員(SBT福井)によるオリジナルデザインのソフトバイクトライアル公式ロゴがバックプリントされた超カッコイイもの(詳細検討中)です.
5.1 第1回資格試験予定
08年3月23日 ソフトバイクトライアル2008プレイベント終了後の午後を予定

5.2 募集人員
制限なし

5.3 募集条件
年齢,性別は問いません.
また,競技に参加しなくてもかまいません.
いかがでしょうか?
選手のひとりとして参加する楽しみに加えて,ソフトバイクトライアルコーディネーターとしてひとりでも多くの選手にソフトバイクトライアルを安全に楽しんでいただくことを,楽しみ方のひとつとして提供しました.ぜひソフトバイクトライアルコーディネーターに挑戦していただき,バイクトライアルの発展と拡大に貢献していただきたいと思います.

ソフトバイクトライアルディレクター
金山秀明


2008/01/02 Directed by QK.


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