ソフトバイクトライアルの課題(前編)


ソフトバイクトライアル2007年シリーズに参加の皆様,一年間本当にありがとうございました.この一年間の活動と成果を振り返りながら,来年度の進め方について色々と提案や問題提起をさせていただき,広くソフトバイクトライアルに参加する方々から来年度の進め方に関する意見をいただきたいと思います.
2007年度は富山主体の活動から北陸3県の活動へとスケールアップするために,各県に実行委員を置いて,富山6戦,石川2戦,福井2戦の計10戦を計画しました.アクシデントがあり,石川の1戦はキャンセルになったものの,残る9戦は最高のイベントとすることができました.
石川のインドア大会では,中村・吉田委員によるソフトバイクトライアル史上初となるコーステープを採用し,本格的なバイクトライアルの一部を模擬体験する場を提供しました.また春と秋には四宮.山本委員によるソフトバイクトライアル IN FUKUIが計画的に開催され,福井県での新しい仲間の創出に成功しました.そして富山では,中盤から後半戦にかけては,20名を越える参加者で賑わい,運営側としてうれしい悲鳴を上げることが何度もありました.
このような参加人数の増加に対して,班編成によるトライを行い,待ち時間の縮減と仲間意識の向上を狙いました.これについては参加者からの評価も高かったと自負していますが,一方で初期のソフトバイクトライアルの運用形態であるアットホームさ,参加者の顔を見ながらインタラクティブにセクションを設定すること,また全員のライディングを見ながら互いに応援したりひやかしたりすることができなくなりました.
一つ目の課題は,うまく言葉で表すことが難しいのですが,かつてあったソフトバイクトライアル独特のアットホームな空気を,大勢の参加者が集まる中で作り出すような仕掛けができないものかと思案しています.
二つ目の課題は,シリーズポイントです.現在の見通しでは,08年度も全9戦を見込んでいます.今年は富山シリーズのみをポイントの対象としていましたが,北陸3県でボーダーレスな活動を行うためにも全戦(富山プレイベントを除く8戦)をシリーズポイントの対象とすることで,ソフトバイクトライアルメンバーシップ会員登録の大幅アップを狙いたいと考えています.
三つ目の課題は,ソフトバイクトライアル運営の後継者の育成です.誰も気付いていませんでしたが,ソフトバイクトライアルは今年で10周年です.スタッフ3人,参加者1人の大会から,色々な試行錯誤を繰り返しながら現在に至っています.この10年間で選手もスタッフも顔ぶれが変わっています.様々な理由からソフトバイクトライアルを楽しむことができなくなることは,可能性の大小はあるにせよ,誰にでもありえることで,私とて例外ではありません.
幸いなことに,石川や福井では前述のとおり新しい動きが出てきており,活動の枠を広げることができましたが,地元富山ではまだ新しい動きにつながるような変化はありません.自分が楽しむことはもちろんのこと,皆が楽しむことが自分の楽しみのひとつとできるような,ソフトバイクトライアルとの新しい関わり方が提供できればと思っています.
以上のように課題は山積みですが,これらについてあれこれと考えることは最高に楽しいと思っています.来年度ソフトバイクトライアルをより楽しいものにするために,これらの課題について皆様の自由な意見を求めます.
ご意見はこちらまで
まだまだ色々な課題はありますが,それは次の機会としましょう.

ソフトバイクトライアルディレクター
金山秀明


2007/11/16 Directed by QK.


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